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ようやく秋の気配。殺人的な熊本の夏がおわる?

 土曜日朝夕で訪問開始になるので9月の終わりの土曜日に南阿蘇に行きました。道端にそばの花が満開で緑の山々の手前に白い可憐な姿がありました。花言葉は、「懐かしい思い出」「喜びも悲しみもあなたを救う」「幸福」だそうです。この数か月もさまざまな状況の方々と出会い七転八倒してきましたからなんだか沁みます。

 弊社もなぜか医ケア児がふえてきて、スタッフと毎日新たな勉強をしています。ケアをしているご両親の過剰な負担軽減も大きな課題で、病院のサポートセンターの方々との協働も大変勉強になります。医療的視点に社会的福祉的視点を加味していかないとうまくゆきません。1年関わった児童のショートステイの整備には10か月もかかりました。もっと知識を得て調整力をつけるのが所長の課題です。それにしても訪問しているとどんどん児への愛情が湧いてくるのに困っています。

 開所してから経験したたくさんの悲しみの経験が、自分をつくり誰かを助けうるのかもしれません。いつも支えてくれているスタッフと南阿蘇のお湯にゆっくりつかりながら、悲しみとともにあり続ける覚悟を感じ、じわりとした十六夜の土曜日の夕暮れでした。

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