未分類

訪問看護先にご家族、若者、そして子どもたちがいるということのひろがり

お看取りをさせていただきました。ガン末期の方で呼吸困難感と全身の苦痛がなかなか緩和できずに胃が痛くなるような日々でした。点滴がありましたのでスタッフと朝夕、2か月間通い続けました。看護する方は病者の方が中心になりますが、その方がたくさんのご家族や友人や知り合いに囲まれていると感じることがよくあります。この方にも本当に素直でかわいいお孫さんたちがいて、夕方はいつもわたしたちを出迎えてくれました。大学生のお孫さんがバイト代で枕を買ってきてくださり、ありがとうございますと言うと恐縮されていたり、小学生のお孫さんは点滴の滴下数を一緒に合わせてくれたり、じいじのベッドに上がって背中をさすってくださったり、助けてくださいました。亡くなってからの祥月命日に伺うとお手紙をくださいました。手作りの「頑張って!」というキーホルダーとともに。宝物が増えました。ご自宅に伺いその方々の日常に向き合うというプロセスでは、私たちの一挙手一投足が見られ、感じ取られ、何等かの反応を惹起することもあるのだと思います。そう考えると、どのような情況でも、私たちのかかわりが波紋を広げることもあると身が引き締まります。医イケ児にはその兄弟姉妹やご両親がいて一緒に生活をし創り悩み成長してゆけると感じさせてくださいます。訪問看護のひろがり、その想像力を持ちながら仕事をすると「がんばれ」そうです。〇〇ちゃん、本当にメッセージをありがとう!将来、ナースになったときに逢えますように!

小学4年生のゆめ

コメントを残す

*