11、睡眠・休息

定義

睡眠・不活動・静養の周期

情報

  1. 夜間の頻回の覚醒
  2. 不眠症
  3. 年齢や身体的状況のために睡眠や休息が十分にとれない
  4. 睡眠時無呼吸
  5. いびき
  6. 疾患や内服薬
  7. 環境
  8. 睡眠への満足度

Outcome

理解・関心

  1. 睡眠や休息の必要性について関心がない
  2. 睡眠や休息の必要性や方法について学ぶことに関心がある
  3. 睡眠や休息を妨げる原因を考える等問題解決について学ぼうとしている
  4. 睡眠や休息の問題に関する解決策を一部理解されている
  5. 睡眠や休息の問題に関する様々な解決策を理解されている

行動

  1. 睡眠や休息をとるための決まったパターンが全く持たれていない
  2. 睡眠や休息をとるための行動をとろうと努力なさっている
  3. 睡眠や休息をとるための行動をたまにとられている
  4. 睡眠や休息に関する適切なパターンの行動を時々とられている
  5. 睡眠や休息に関する適切なパターンの行動ができている

介入

観察

  1. 睡眠に関する思いやお考えを伺います
  2. 睡眠障害になりそうな因子
  3. 睡眠や休息への対処行動
  4. 睡眠状態、昼間の眠け
  5. 疲労感
  6. 服薬状況

ケアと治療処置

  1. NPPVを必要とする場合の使用についてお手伝いします
  2. 睡眠に関するお気持ちを丁寧に伺います
  3. 睡眠パターンの調整をお手伝いします:昼の睡眠を減らしたり活量量調整をして夜の睡眠がとれるように
  4. 入眠を促す以下のような援助をご提案します
    • 眠剤コントロール
    • マッサージ、足浴法、アロマセラピー、適度な運動(家族の協力)
  5. 適切な寝具や環境の整備のご提案をします
    • 寝ごごちのよいマトレスや枕、抱き枕、音や光の選択

教育

  1. 活動と休息の関係
  2. 毎日のルーチンの確立:同じ時間に起床する、カーテンを開ける、朝の散歩をする、定期的な運動
  3. 睡眠促すものの利用(薬剤、アロマ、ヨガ、リラクセーション、マッサージ、音楽、軽食やホットミルク等)
  4. 睡眠を妨げる行動の回避(就寝4時間以内のアルコール、カフェイン摂取、テレビ、スマホ視聴しながらの入眠)
  5. 薬物使用の不安
  6. ナルコレプシー

調整

  1. 医療機器(寝具、NPPV、等)
  2. 服薬コーディネーション(薬剤師)
  3. 睡眠外来

課題名の例

  • 睡眠パターン混乱
  • 睡眠に満足している