9、感覚器

定義

耳からの音の知覚、視力で行う活動、嗅覚、味覚

情報

  1. 日常会話の聞き取りが困難
  2. 小さな字や遠くのもの、近くのものが見えにくい
  3. 聴力検査の異常
  4. 視力検査の異常
  5. 色覚異常
  6. 飛蚊症状
  7. 嗅覚の異常
  8. 味覚の異常
  9. 感覚器への正常な入力

Outcome

理解・関心

  1. 聴力あるいは視力・嗅覚・味覚の問題について関心がない
  2. 聴力あるいは視食・嗅覚・味覚の問題、関連する情報に関心がある
  3. 聴力あるいは視力(嗅覚・味覚)の問題のメカニズムの説明はできるが、対処や治療は理解されていない
  4. 聴力あるいは視力(嗅覚・味覚)の問題のメカニズムの説明ができ、対処や治療に理解を示そうとされる
  5. 聴力あるいは視力(嗅覚・味覚)の問題のメカニズムや必要な対処や治療について説明ができる

行動・技能

  1. 補聴器あるいは眼鏡を使おうとなさらない
  2. 補聴器あるいは眼鏡を持っているがめったに使用されない
  3. 時々補聴器あるいは眼鏡を使用される
  4. 補聴器あるいは眼鏡を使用しているが日常生活に支障がある
  5. 補聴器や眼鏡を使用し日常生活を快適に過ごされている

介入

観察

  1. 聴覚あるいは視覚/嗅覚/味覚の状態への思いや考え(生活の困難さ、感情、考え等)を伺います
  2. 視力、視野、聴力、眼あるいは耳の痛み、耳鳴り、耳垢、嗅覚、味覚
  3. コミュニケーション方法
  4. 対処行動(適切さ、生活環境管理、摂食行動等)
  5. ケアの受け入れ、実施状況

ケアと治療処置

  1. 聴きやすい音域でのコミュニケーションをとります
  2. 見やすい媒体でのコミュニケーションを工夫します
  3. 視力あるいは聴力の査定をいたします

教育

  1. 視力低下・聴力低下による生活における弊害(支障)
  2. 聴力あるいは視力の補正の仕方
  3. 補聴器あるいは眼鏡の手入れ
  4. 耳掃除
  5. 聴力低下あるいは視力低下時に安全に活動する注意点

調整

  1. ST・OTによるケア
  2. 公的/民間の聴覚あるいは視力障害者団体
  3. 補助具の提供機関
  4. ボランティア
  5. デイケアあるいは介護導入
  6. 音読された媒体(視覚障害の場合)
  7. 配食や移動手段(視覚障害の場合)

課題名の例

  • 感覚器への入力(具体)に障害がある
  • 感覚器系の正常な入力