9、感覚器

定義

耳からの音の知覚、視力で行う活動、嗅覚、味覚

情報

日常会話の聞き取りが困難
小さな字や遠くのもの、近くのものが見えにくい
聴力検査の異常
視力検査の異常
色覚異常
飛蚊症状
嗅覚の異常
味覚の異常
感覚器への正常な入力

Outcome

理解・関心

聴力あるいは視力・嗅覚・味覚の問題について関心がない
聴力あるいは視食・嗅覚・味覚の問題、関連する情報に関心がある
聴力あるいは視力（嗅覚・味覚）の問題のメカニズムの説明はできるが、対処や治療は理解されていない
聴力あるいは視力（嗅覚・味覚）の問題のメカニズムの説明ができ、対処や治療に理解を示そうとされる
聴力あるいは視力（嗅覚・味覚）の問題のメカニズムや必要な対処や治療について説明ができる

行動・技能

補聴器あるいは眼鏡を使おうとなさらない
補聴器あるいは眼鏡を持っているがめったに使用されない
時々補聴器あるいは眼鏡を使用される
補聴器あるいは眼鏡を使用しているが日常生活に支障がある
補聴器や眼鏡を使用し日常生活を快適に過ごされている

介入

観察

聴覚あるいは視覚/嗅覚/味覚の状態への思いや考え（生活の困難さ、感情、考え等）を伺います
視力、視野、聴力、眼あるいは耳の痛み、耳鳴り、耳垢、嗅覚、味覚
コミュニケーション方法
対処行動（適切さ、生活環境管理、摂食行動等）
ケアの受け入れ、実施状況

ケアと治療処置

聴きやすい音域でのコミュニケーションをとります
見やすい媒体でのコミュニケーションを工夫します
視力あるいは聴力の査定をいたします

教育

視力低下・聴力低下による生活における弊害（支障）
聴力あるいは視力の補正の仕方
補聴器あるいは眼鏡の手入れ
耳掃除
聴力低下あるいは視力低下時に安全に活動する注意点

調整

ST・OTによるケア
公的/民間の聴覚あるいは視力障害者団体
補助具の提供機関
ボランティア
デイケアあるいは介護導入
音読された媒体（視覚障害の場合）
配食や移動手段（視覚障害の場合）

課題名の例

感覚器への入力（具体）に障害がある
感覚器系の正常な入力