30、セクシュアリティ

定義

身体的性、性自認、性的思考、性表現などの人間の性のあり方

情報

  1. 性同一性の混乱
  2. 性に関する価値の混乱
  3. 安全でない性的習慣や行為
  4. 衝撃的な性的行動/挑発的な性行動/ハラスメント
  5. 性的親密な表現が困難
  6. 性的な犯罪行動/性的暴行
  7. 性的嗜好への罪悪感
  8. 性的機能障害
  9. 健全な性行動*

Outcome

理解・関心

  1. 自分自身の性行動が悪い結果をもたらすことに関心が示されない
  2. 不適切な性行動の例をいくつか知っているが、自身の行動に関心を示さない
  3. 不適切な性行動や自身の行動に気づけているが、自身の行動と悪い結果との関連については知らない
  4. 何が不適切な性行動であるかわかっており、自身の行動と悪い結果の関連に気づいている
  5. 自身の不適切な性行動を結果と関連づけることができており改善の必要を理解されている

行動・技能

  1. ストレスを軽減するために無防備な性的関係をもたれている
  2. ストレスを軽減するためにときどき無防備な性的関係をもたれている
  3. 自分を防御する方策をとり、複数の相手との性的関係を持っている
  4. リスクがあるかもしれない相手と短期間だけ1対1の性的関係を持っている
  5. 健全な相手と長期間1対1の性的関係を持たれている

介入

観察

  1. 性に関する考えお気持ちを伺います
  2. 性行動、性的健康、性的機能、性的アイデンティティ
  3. 活力、性的衝動への生化学的影響(内分泌系、腎泌尿器系、神経・筋・骨格系、呼吸循環器系、性感染症等)の有無
  4. 性的指向に関する葛藤や心配
  5. ボディイメージの変化による心理的影響

ケアと治療処置

  1. 思いを話すことを支えます(性に関する当事者の考えや感情を否定しません)
  2. 特定の状況(妊娠)や病状(がんなど)、治療(薬剤)が性的機能に影響を及ぼす可能性について情報を提供します
  3. 性役割を果たせないことへの心理的、社会的影響がないか話しを伺います

教育

  1. 性機能障害の場合の治療情報の提供と調整
  2. 年齢に伴う身体的変化と性的健康について
  3. 安全な性行為(コンドームの使用について話し合う)
  4. 包括的性教育(生物学性、性自認、性役割、性的指向、生殖など)
  5. ストレッサーと性的機能の関連を明らかにする
  6. 性的パートナーと率直に話しをすることをすすめる

調整

  1. 誰にとってもだめなものはだめと協調する
  2. カウンセリング(心理士、相談窓口)
  3. ソーシャルサポート(医師、心理士、友人、サポートグループなど)

その他

地域住民のためのプログラムを推進する

課題名の例

  • 非効果的セクシュアリティパターン
  • 性機能障害
  • 効果的セクシュアリティパターン