3、居住環境

定義

住んでいる家

情報

  1. 構造上の壊れやすさ
  2. 暖房/冷房が不適切
  3. 急で危険な階段
  4. 不適切な/障害物のある出入り口
  5. 乱雑な居住空間
  6. 危険物/危険物質の保管の仕方が安全でない
  7. 危険なマットや敷物/滑りやすい床
  8. 安全設備が不十分
  9. アレルギー物質のある建材の使用
  10. 危険なガス器具/電気器具/暖房器具
  11. 不適切な/過密な居住空間
  12. 危険な/電気配線/配管/ガス/灯油
  13. バリアフリーではない構造
  14. ホームレスの状態
  15. 環境の安全性

Outcome

理解・関心

  1. 住居の危険に気づかれていない
  2. 住居の危険のいくつかに気がつかれている
  3. 住居の危険に気がついているが解決方法は判断されない
  4. 住居の危険に気がついており部分的に解決策を計画されている
  5. 住居の危険や解決策を理解されている

行動

  1. 使いにくく安全でない居住環境を改善するための行動をとられていない
  2. 使いにくく安全でない居住環境の安全ではない部分全てに注意ができていない
  3. 使いにくく安全でない居住環境の安全ではない部分の一部には注意を払うが全ては改善されていない
  4. 使いにくく安全ではない居住環境を最低限安全に改善する行動をとられている
  5. 使いにくく安全でない居住環境に注意を払い改善する行動をとられている

介入

観察

  1. 住宅・居住空間に対する主観的な思いや考えを伺います
  2. 危険箇所の点検と改修状況
  3. 居住空間の浴室、トイレ、台所、寝室、居間、玄関、段差や階段の状況(動線含む)はどうか
  4. 住宅の間取り、家屋形態、照明はどうか
  5. 居住空間、室内の安全性の評価
  6. 居住空間、室外の安全性の評価(玄関・狭い路地など)
  7. 福祉用具(リフト、手すり、スロープ等)の設置、使用状況はどうか
  8. プライベートなスペースの有無
  9. 衛生状態(ゴミやモノが散乱していないか)

ケアと治療処置

  1. 適切な住環境の整備をします(公的制度の活用含む)
  2. 室内の整理整頓を一緒にします
  3. 火災の予防を検討します
  4. 出入り口の障害物の除去を一緒にします
  5. 動線の確保を一緒にします
  6. 清掃用具の整備と使用状況を確認します
  7. 換気、温度調整、室内清掃、照明調整、消臭を一緒にします
  8. カビ、害虫駆除を一緒にします

教育

  1. 住環境の調整に関する情報の理解
  2. 住環境の整理整頓に関する必要性の理解
  3. 住環境での安全の確保に関する理解

調整

  1. 生活行動に関連した住環境の調整と連携(ケアマネージャー、PT・OT、住宅改修業者などと)
  2. 住居に関する法律上の擁護と連携(ケアマネージャー、保健師)
  3. サービス調整への介入

課題名の例

  • 安全を保てない住居環境
  • 安全な住居環境