定義
思考や意見、望みや欲求を他の人とやりとりするための明瞭な音声や身振りの使用
情報
- 会話や発声ができない
- 理解する能力が少ない
- 代替コミュニケーション技術の不足
- 発音障害
- 不適切な言語や文の使い方
- 構音障害
- 失語症
- 難聴
- コミュニケーション方法(言語、ボード、紙とペン、ジェスチャー、PC等)を用いる力*
Outcome
理解・関心
- 自分の言葉の支障やリハビリに関心を示されず伝えようとする意欲がみられない
- リハビリプログラムに参加することに少しは関心を示される
- リハビリプログラムのいくつかを理解されている
- ほとんどのリハビリプログラムを理解されている
- すべてのリハビリプログラムの方法を理解されている
行動・技能
- リハビリプログラムに参加する意思がない/発語・発音が殆ど難しい
- リハビリプログラムに短時間のみ参加している/発語発音が時々可能である
- リハビリプログラムに参加するが自主練習はなさらない/発語発音がほぼ可能である
- リハビリプログラムに参加し時々自主練習している/発語発音を時々忘れる
- リハビリプログラムに参加し自主練習を熱心にされている/発語発音が明瞭にできる
介入
観察
- コミュニケーションに関する思いや考えを伺います
- 発語発音能力
- 非言語的コミュニケーション
- 疾患の経過
- 食事介助法
- リハビリプログラム遂行状況
- 代替コミュニケーション法に対する満足度
ケアと治療処置
- ゆとりのある環境でアイコンタクトをとるようにします
- 嚥下訓練をします
- 食事介助法を提案します
- 明瞭な発音の技術をお伝えします
- 意思疎通の援助(聴覚障害)をします:補聴器あるいは手話の使用
- 意思疎通の援助(視覚障害)をします:音声利用
- 意思疎通の援助(発声障害)をします:意思伝達装置、文字板、手書き
- 日本語以外の言語を使用される場合の翻訳機、通訳、外国語契約書等の準備をお手伝いします
教育
- 練習を促す
- 言語障害のメカニズムを説明する
- 代替のコミュニケーション手法:PC、ノート、文字盤、カード、瞬き、うなずき等
- 嚥下体操、口顔面運動
- 食事形態の選択
- 食事時の体位
調整
- 医療機器
- 歯科医師や歯科衛生士、ST、栄養士との調整
- サポートグループの調整
- サポートシステム(家族、友人、職場、学校、等)
課題名の例
- コミュニケーションが困難である
- 効果的なコミュニケーションの維持
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